AWS認定試験の受験方法

はじめに

先日、awsの認定試験を受験してきました。
聞き馴染みのない ピアソンVUE というシステムを使用した受験で、正直当日まで不安が拭いきれなかったので、当日の流れを含めて共有できればと思います。
なお、今回受験したのはオフラインでの試験になります。

テストプロバイダー

awsの認定試験では、テストプロバイダーを2種類から選ぶことができます。
(テストプロバイダーとは、ベンダー(今回だとaws)の試験を管理、被験者に配信する組織になります。)

  1. ピアソンVUE (ナショナル・コンピュータ・システムズ・ジャパン社)
  2. PSI (PSI社)

2019年3月には、ナショナル・コンピュータ・システムズ・ジャパン社は OnVUE というソリューションの提供を開始し、オンライン上での試験も行えるようになったようです。

www.pearsonvue.co.jp

ピアソンVUE を使用する場合でも、PSI を使用する場合でも、オンラインかオフラインかを選ぶことができます。
実質4通りの受験方法があることになります。

サポートしている試験会場の数などから、ピアソンVUE がよく選択されるようです。
自分もその前情報を知っていたため、ピアソンVUE での受験を選択しました。

試験会場と当日の流れ

当日の流れについては、丁寧にまとめられた記事がありました。

PSI blog.trainocate.co.jp

ピアソンVUE blog.trainocate.co.jp

他にも、自分と同じ試験会場で過去に受験された方がいらっしゃったので、そちらの体験記も参考にさせていただきました。

qiita.com

試験会場

渋谷テストセンターを利用しました。
噂に聞いていたとおり、小学校の教室くらいの広さで、雑居ビルの中に入っています。
試験室は予備校の自習室に似ているかもしれません。
隣の席に衝立があり、コンピューターは小中学校で使用されているようなコンパクトなデスクトップでした。

当日の流れ

試験開始30分前に受付に到着し、ガイダンスに従い以下の順で準備をします。

  1. 同意書にサイン
    • 長い同意書に目を通し署名しました。
  2. 身分証明書を提示と顔の照合
    • 運転免許証 と クレジットカード を提示しました。
    • 1つは顔写真付きのものである必要があります。
    • その他、ファーストネーム、ラストネーム、住所などが予約登録情報と一致する必用があります。
    • 一瞬マスクを外して顔を照合し、本人確認が行われます。
  3. 検温
    • このご時世なので、検温も行います。
  4. 顔写真撮影
    • 受付で立ったまま、webカメラのようなカメラで撮影が行われます。
  5. 試験室に入室
    • ロッカーに荷物を入れ、身分証(運転免許証)とロッカーの鍵、メモ用のボードとペンのみを持って案内されます。
    • 試験監督が予め試験開始の準備をしてくれているため、名前と試験に間違いがないことを確認するとすぐに試験が始まります。
    • 開始時間30分前に入室し、ここまでで10分ほどしか経過していなかったのですが、予定時刻より早く試験を開始できました。
  6. 試験室から退室
    • 解答と見直しが終わると、最後にアンケートに答えて退出となります。
    • 画面が切り替わるのに時間がかかりますが、ログイン画面のような表示に切り替わるまで席を立たないようにします。
    • アンケートに回答後、合否が表示されます。詳細なスコアは5~6時間後にweb上で確認できるようになりました。
  7. 帰宅
    • ボードとペンを返却し、返却時刻の記述と署名を行います。

まとめ

時節柄オンラインでの受験を希望される方が多いと思いますが、オンラインでの受験は不安要素が多いように思います。
例えば、

  • セキュリティ要件を満たした環境かどうかが分からず、当日NGになる可能性がある
  • コンピューターやネットワークトラブルの際とても不安になるし、再試験になることもある

といった懸念は結構クリティカルだと思っています。
一方で、オフラインではそういったトラブルが起きにくいため、自分の立てたスケジュール通りに試験を完了できると思います。

とは言っても、オフラインでの感染リスクなどと上記リスクを天秤にかけて、当事者がどちらを採るかですね。

個人的には、オフラインでの試験は特に不満もなく、今後の受験でも利用しようと考えています。